キャンプトリップへ行く際の荷物について考えてみました。
キャンプ道具を車に載せる際に、テトリスみたいに隙間なくうまく積み込もうとしたり、ラゲッジスペースだけでなく、シートの間や足元も利用してたくさんある荷物を載せようとした経験のある人は少なくないと思います。
さらに、キャンプへ行く時に積み込む荷物だけでなく、車に常時設置しているものがある人もいるでしょう。
これら荷物の量だけでなく、重さも考えたことはありますか?
あるYouTubeを観てすごく勉強になり、自分の車やキャンプ道具のチェックもしてみたので、それらについてシェアしたいと思います。
参考になった動画
まず観た動画がこちら。“How to Buy the Right 4WD”
車を買い替えるわけではありません(笑
最後のアドバイス「重量」についてのところがポイントです。
21分頃から見てもらえれば充分です。
大事な有効積載量(Payload)
重量について考える上で知っておきたい3つのこと。
まずはGross Vehicle Mass(GVM)。日本語だと車両総重量。
次にKerb Weight。これは車両重量。
そしてPayload。大事な有効積載量。
GVM – Kerb Weight = Payload
車両総重量から車両重量を引けば有効積載量が分かります。そのまんまですね。
ここで何が大事かというと、載せすぎるな!ということ。
キャンプに行く時は、車にグイグイ荷物を詰め込みますよね。
たくさんのキャンプ道具も積み込めればオッケー!ではなくて、重量もオーバーになっていないか確認しないとです。
全部の重さを計算したことはありますか?私はなかったです。。
私の車、Amarokの数字
ということで、実際に計算してみました。
まずは私の車、VW Amarokの数値。
車両総重量(GVM): 3,040kg
車両重量(Kerb Weight): 2,007kg
有効積載量(Payload): 1,033kg
最大載せられる量は1,033kg、約1tです。
このあたりは、自分の車のメーカーのホームページからすぐ探せると思うので探してみると良いと思います。
車に常時設置の装備とキャンプ道具
次に、サラの状態(車両重量: 2,007kg)から新たに加えて車に常時設置しているもの。
- ブルバー(Bull bar): 80kg
- ウィンチ(Winch): 30kg
- サイドステップ(Side Steps): 30kg
- キャノピー(Canopy): 70kg
- セカンドバッテリー(Second Battery): 30kg
- 冷蔵庫(Fridge): 30kg
- 冷蔵庫スライド(Fridge Slide): 20kg
- 引き出し棚(Drawers): 40kg
これで330kg。
さらにキャンプへ行く時に積み込む道具、荷物。
- 水(Water): 40kg
- 食料(Food): 20kg
- キャンプセット(テント、テーブル、イス、キッチン用品など)Camp set(tent, chair, cooking etc.): 100kg
- ガソリン(Fuel): 80kg
- 家族4人(4 people): 160kg
だいたいこのくらいかな。これで730kg。
最大積載量(Payload)が1,033kgなので、まだ300kgくらい余裕があることが分かりました。
1週間ほどのキャンプトリップならこのくらいで大丈夫ですが、これが数週間のロングトリップとなるとさらに荷物は増えます。
例えば予備燃料を20L、飲み水はさらに20L、食料を10kg分、薪20kgなどが足されると、合計がどれくらいになるか。すぐ計算しやすいですね。
このあたりの数値は、頭に入れておくとすごい良いと思います。
まとめ
簡単、おおざっぱに計算してみて、おおよその重量が分かりました。
車に設置した装備でどれくらい車両重量が増えたのか。
キャンプへ持って行く道具すべてでどのくらいの重さなのか。
だいたいの数字で考えてみましたが、意外とスッキリしました!
今後のキャンプトリップの際に、買い換えたり新しく買ったものが出てきたならば、ここから増減してまた計算し、積載オーバーにならないように気をつけられますね。
唯一増え続けていくのが子供達の体重かな。
ぜひ参考にしていただいて、荷物の重さを考えてみてください。