3月下旬の某日。ケアンズはまだ雨季真っ只中で、雨の日がずっと続いている頃でした。
そんなある日の日曜日、日帰りで近くまで出かけてきました。
場所はジョゼフィーンフォールズ(Josephine Falls)というところです。
ケアンズ市内から南へ60分のドライブです。
この日も小雨が降っていましたが、途中から豪雨に変わったりして、かなりゆっくり運転しないと危ないくらいの天候でした。
駐車場に車を停め、ひとまずランチ。屋根付きのピクニックテーブルやトイレもあるので、雨が降っていても安心。良いピクニックスポットでもあります。
ランチ後、滝のほうを見に散歩へ行きました。駐車場から始まる遊歩道は700m。熱帯雨林の中を歩く舗装された道は小さな子供でも問題なし。小さな小川が横を流れていたりして、周りを見渡しながらのんびり行きましょう。
ジョゼフィーンクリークは、クイーンズランド州で一番高い山であるバートルフレア山の南東側から始まり、ラッセル川へ合流していきます。
特に雨季の時期ですが、雨が多い日にはバートルフレア山からの雨水が一気に流れ込み、このジョゼフィーンクリークは急激な水位の上昇が起こる危険な場所としても知られているので、訪れる際には天候のチェックなどの注意が必要です。
さて、遊歩道を歩いて行くと、3カ所に分かれていきます。まずはボトムプール。
ボードウォークから階段を降りて川のそばまで行くと、よく写真で見られるジョゼフィーンフォールズの天然岩スライダーのところへ行けます。大きな一枚岩とそこを流れる川の水が完璧なウォータースライダーを作り出しています。
最高の川遊び場ですね。ケアンズ近郊でのおすすめ川遊びスポットとして、必ず挙げられるのがこのジョゼフィーンフォールズの天然岩スライダーです。
しかし、訪れたこの日はやはり水の量は多く、川の反対岸にある水位の目安板の赤と黄色の境辺りでした。緑が安全、黄色が要注意、赤で禁止。かなり際どいところでしたね。
一応水着も持っていっていましたが、見るだけにとどめました。
次に、さらに奥へ行くとあるのがミドルクリークビューイングプラットフォームです。
ここは天然岩スライダーの上側になり、さらに上にあるジョゼフィーンフォールズの滝との中間になります。
ここはプラットフォームの上から眺めるところなので水には入れませんが、しかしこの日の水量は誰も入ろうとはしないでしょう。
上のほうから流れ落ちてくる滝の勢い、水の量、圧倒的にパワフルな感じが凄かったです。
やはり滝を見るなら雨季の水量の多い時期が一番迫力があって見応えがありますね。
一番奥には、トップビューイングプラットフォームがあり、ここに行くと滝の水しぶきが当たるくらいでした。レインジャケット着てたけど結構ビチョビチョ。
川遊びに来るなら、雨季が始まる前の10〜12月頃が良いかな。ケアンズはすでに真夏くらいの暑さで水に飛び込むのにはちょうど良い時期でしょう。
滝を見るなら雨季の1〜3月頃が迫力あるのが見れるかもしれません。
寒さが平気な人なら冬の時期、6〜8月頃でもよいでしょう。
ケアンズ近郊のおすすめ川遊び、滝巡りスポットでした。