ケアンズ近郊、市内から車で60分のところにあるデイビーズクリーク国立公園(Davies Creek National Park)へハイキングとピクニックの日帰りトリップへ行ってきました。デイビーズクリーク国立公園はケアンズ市内からたった60分というアクセスの良さと、キャンプ、川遊び、ピクニック、ハイキング、マウンテンバイクなどあらゆるアウトドアアクティビティが楽しめる場所で、ケアンズ近郊で最もオススメできる遊び場スポットの一つです。デイビーズクリークへは何度も訪れたことがあり、以前に記事もいくつか書いているのでそちらも見てみてください。
タートルロックサーキットトレイル (Turtle Rock circuit trail)
デイビーズクリーク国立公園にはいくつかのハイキングコースがありますが、今回行ったのはタートルロックサーキットトレイル(Turtle Rock circuit trail)というコースです。
これはアッパーデイビーズクリークキャンピングエリアのキャンプサイト3番と4番の間から始まる全長8km、所要時間3-4時間のコースで、コースの難易度は1(やさしい)から5(ハード)のうちグレード4(ややハード)となっています。
ある休日、朝8時に自宅を出発してデイビーズクリークへ向かい9時に到着しました。ちょうど1時間ですね。
アッパーデイビーズクリークのキャンプサイト3番と4番への道を通り、2つのキャンプサイトの間にあるトイレの横の駐車スペースに車を停めます。サイト3番と4番にはキャンプをしている方がいましたね。そして駐車場にはすでに2台車が停まっていました。もう登り始めている人たちがいたみたいです。
トイレを済ませ、いざハイキング開始。
駐車場の脇にこのサインがありました。国立公園内のウォーキングトラックには必ずこのような分かりやすいサインがあるので助かりますね。「8km Return difficult grade(往復8km グレード難)」とあります。さあどんなもんでしょう?
スタート地点にはこのサイン。非常に分かりやすい道で迷うことはないでしょう。一応バイクはダメという表示もありました。
なだらかに登り始めて15分ほどすると目の前に大きな山が見えてきます。それが目的のマウントタートル(Mount Turtle)、標高936mです。
徐々に傾斜はきつくなっていき、最後のほうは岩登りのようになります。途中、この大きな岩の割れ目を登ると右側の岩の上にあがることができ、ここからの眺めは素晴らしかったです。ここからもう少しで頂上ですが、眺めはこちらのほうがひらけていて広く見渡せましたね。
ここからさらに10分ほどで標高936mのマウントタートルの頂上に着きました。スタート地点は標高630mくらいだったので、高低差は約300mですね。頂上には亀の頭の形をした(写真右側のほう)大きな岩がありましたよ。ここで一休憩、辺りの景色を楽しみます。
山の北側、陽の当たるほうを登ってきて頂上に着き、反対の南側のほうを見渡すとこちらも良い景色。遠くにはウィンドファーム(風力発電)も見渡すことができました。
休憩の後、今度は山の南側へ下りていきます。こちらはまだ陽があたっていなく、ちょっとジメッとした感じ。登りに比べて傾斜はゆるやかですが、地面も湿っていて岩も濡れていたりするので滑らないように気をつけながらゆっくり下りていきます。登りは頂上へ向かって一気に登っていった感じですが、下りは大回りしながら緩やかに下っていきましたね。
途中から川の流れる音が聞こえ始め、着いたのはキャンプサイト5番と6番の間、クリークの反対側でした。最後の難関、岩を伝ってクリークを横切れるところを見つけて無事にキャンプサイト側へ渡ることができました。
ちょうどその時、2組のグループとクリークのところですれ違いました。彼らはこちら側からスタートしてタートルロックへ向かうみたいでした。
そこからデイビーズクリークロード、メインロードに出てキャンプサイト3番、4番のほうに戻り、駐車場に着いたのが11時半でした。私の時計で距離はちょうど7km、時間は2時間半でしたね。
ウォーキングトラックは分かりやすく歩きやすく、途中岩登りのチャレンジングパートなんかもあり、そして頂上の景色は360度見渡せてとても綺麗でした。絶景を眺められるおすすめのハイキングコースの一つになりました。
ローワーデイビーズクリークキャンピングエリア(Lower Davies Creek camping area)
タートルロックサーキットトレイルのハイキングを終えてちょうど良いお昼時間になったので、ここからローワーデイビーズクリークキャンピングエリアへ移動しました。
ここはキャンピングエリアだけではなく、日帰りで訪れた人達が利用できるピクニックエリアがあり、トイレやピクニックテーブルがあるので日帰りピクニックに最適な場所です。
ピクニックテーブルはクリーク沿いの岩場に点在しておりどこでも利用可能ですが、この日は快晴の日曜ということもあって人も多く、空いているテーブルはありませんでした。なのでクリーク沿いの木陰の岩場に良い場所を見つけ、そこで持参してきたランチを食べました。
冷たくて綺麗なこのクリークは川遊びにも最適で、泳いでいる人もちらほら見かけました。私たちは靴だけ脱いで、ハイキングで疲れた足を冷たいクリークの水でクールダウンしながらリラックスしてました。
ランチを食べ、コーヒーを飲みながらゆっくり休んで、午後2時頃に出発、3時に帰宅しました。
ここの日帰りピクニックエリアは以前に何度も来たことがあり、お気に入りの場所の一つです。アッパーデイビーズクリークのキャンプサイトでキャンプをした帰りに寄ったり、日帰りでマウンテンバイクパークに遊びに来た時も帰りにここでランチを食べましたね。とてもリラックスできて癒される最高の場所です。
まとめ
デイビーズクリーク国立公園にあるハイキングコース、タートルロックサーキットトレイルとピクニックに最適なローワーデイビーズクリークキャンピングエリアを紹介しました。ハイキング&ピクニックランチの日帰りトリップにおすすめのプランの一つになりました。日帰り旅行の計画の際にぜひ参考にしてみてください。