大自然の溢れるオーストラリアでのキャンプは定番のアクティビティです。広大な大地で快適なアウトドアを楽しむために、優れたキャンプ用品は必要不可欠ですが、その中でも最も重要なアイテムだといっても過言ではないのがキャンプマットレスでしょう。
快適さと安全を提供してくれるマットレスを確保し、質の高い睡眠が得られれば、キャンプはさらに楽しいものになります。
この記事では、オーストラリアで手に入るキャンプマットレスの種類とその特徴、そして失敗しない自分に合ったマットレスの選び方を、現地での実体験に基づいて紹介していきます。この記事を読んで自分に合った最適なマットレスを見つけ、より快適で楽しいキャンプ体験を手に入れましょう。
🏕️ キャンプマットレスの主要な種類と特徴
まずは、オーストラリアで主に使われているマットレスの主な種類3つとその特徴についてみていきます。
1. フォームマット (Foam Mattress)

1つめはフォームマットです。フォームマットは軽量で耐久性が非常に高く、価格もお手頃です。マットの厚さは1cm程度の薄いものから7cmの厚さのものまであり、幅もシングルサイズからクィーンサイズまであります。フォーム素材なので空気が抜けるといったリスクもなく、水に濡れても問題ないですし、破損しにくいので長期間使うことができるでしょう。収納はクルッと巻いてストラップ等で止めるだけなので、軽量ですが少しかさばるかもしれません。
私が持っているスワッグのDarche「Nebula」もそうですが、スワッグに標準装備されているマットはこのフォームマットですね。スワッグはマットと一緒にクルクルと巻いてストラップで収納するので、かさばりますが水に強く耐久性が高いフォームマットはスワッグの用途に合っていると思います。現在の私のメインテントがこのNebulaスワッグになりますが、厚さ70mmのフォームマットはとても快適でよく眠れていますよ。
2. エアマット (Air Mattress)

次はエアマットです。エアマットは空気で膨らませて使用するので、収納時は空気を抜いて折り畳んでコンパクトになり、かつ軽量です。厚みはハイキング用など数cmの薄いものから、20cm、40cmなどかなり厚みのあるものまであり、クッション性が高く、快適な寝心地を提供してくれます。
3. セルフインフレーティングマット (Self Inflating Mattress)

最後はセルフインフレーティングマットです。セルフインフレーティングマットはその名の通り、自動で空気が入る機能があり、パンプを使わないでもマットを膨らませることができます。
🤔 【徹底比較】オーストラリア キャンプマットレスの選び方と総まとめ
キャンプマットレスの主な3種類とそれらの特徴をみてきました。私もキャンプを始めて以来、この3種類のマットレスを使ってきました。その経験をふまえてマットレスの選び方も合わせてまとめてみます。
| 比較項目 | フォームマット | エアマット | セルフインフレーティングマット |
|---|---|---|---|
| 構造 | フォーム素材で作られている。 | パンプを使い内部に空気を入れて膨らませる。 | 自動で空気が入る機能があり、フォームと空気を併用して膨らませる。 |
| 耐久性 | 非常に高く破損しにくい。尖ったものに当たってもダメージを受けにくく長期間使用できる。 | アウトドアだと石や枝など突き刺さるものがあり、穴が空いて空気が抜けるリスクがある。 | エアマットと同様、空気が抜けるリスクがある。耐久性の高い素材を選ぶことで長期間使用できる。 |
| 断熱性 (R値) | 地面からの冷気を遮断する性能は高い。寒冷地での使用では体温を奪われにくい。 | 断熱性は低いが、断熱材が使われている高性能モデルもあるので寒冷地ではR値を確認。 | フォームが冷気を遮断するため、エアマットより断熱性は高い。寒冷地で使用する場合はR値を確認。 |
| 私のおすすめ度 | ◯ | ◯ | ◎ |
| こんな人におすすめ |
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今回紹介したキャンプマットレスは、主に車をベースにキャンプへ行く方がマットレスを購入する上で考えるであろう3種類を選びました。やはり私は寝心地が一番大事だと重ね重ね思います。できればマットレス購入の際には、実際に寝転がって試してみるのが確実です。ぜひキャンプ用品店で実際に見て触れて試して、あなたの理想のキャンプマットレスを探してみてください。



