先週末の土日で1泊キャンプへ行ってきました。
キャンプ場へ向かう前に毎月一回開催されているマーケットに立ち寄ったり、現地近くのスーパーで食材を購入したりもしたので、それらも紹介しつつキャンプの様子を綴っていきたいと思います。
ユンガブッラ(Yungaburra)
土曜日の朝、自宅を出発してまず向かったのはユンガブッラ(Yungaburra)というところ。
ケアンズ市内からだと70km、1時間強のドライブで着きます。
アサートン高原内、標高750mに位置する人口1200人ほどの小さな田舎町であるユンガブッラ。なぜここに朝から来たかというと、ユンガブッラマーケットを訪れるためでした。
ユンガブッラマーケット(Yungaburra Markets)
毎月第4土曜に開催されるユンガブッラマーケットは250もの出店数を誇り、ケアンズ周辺で開催されるマーケットの中で最も歴史があり、規模も最大級のものです。
ハンドメイドのジュエリーやクラフト、アサートン高原で採れた生鮮食品、野菜や果物もたくさんありました。
コーヒーや新鮮果物から作られたジュース、パイやアジアンフードなどもあったりで、朝食や昼食を済ますこともできそうです。
私たちが行った時はあいにくの小雨模様。さらにコロナ禍の影響もあるのか、出店されている数がやや少なめだったのかな?
店と店の間が空いているところが多々ありました。
それでも多くのお店を見て周ることができ、ケアンズ近郊のビーチマーケットにはあまり出ていない新鮮採れたて野菜や果物がたくさんあったのが印象的でした。
さすがアサートン高原、乳製品から生鮮食品まですべてが揃うこの地域は最高ですね。
機会があればぜひ訪れてみてください!
アサートン(Atherton)
1時間半ほどマーケット内を散策し、それから車で少し移動しました。ユンガブッラから西へ10分のドライブで着いたのはアサートン(Atherton)です。
ケアンズの西に広がるアサートン高原の中心地、アサートンは人口7000人以上の大きな田舎町。
農業に適した豊かな大地が広がるアサートンにはたくさんの農園があり、ここで採れる食べ物はアサートンの大きな魅力の1つです。
Fresh St. Market IGA Atherton
昼前にアサートンに着き、立ち寄った場所はスーパーマーケットです。
IGAというオーストラリアのスーパーマーケットチェーンですが、それぞれが独立しており、ここアサートンにあるFresh St. Market IGA Athertonは数々の賞を受賞しているそうです。
そして、世界中にある1000を超えるIGAストアの中でなんと「the best IGA in the world」世界でナンバーワンの称号を手にしたというものすごいストアなのです。
どのくらいすごいのか、それは店に入った瞬間から分かります。
入り口近くから野菜や果物類、肉、乳製品、ナッツ類、デリ、コーヒー、蜂蜜、チョコレート、チーズ、アイスクリーム。
その多くがアサートン高原から仕入れたもの。多くの地元農家と提携しサポートし合っているんですね。
スーパーを訪れた時期ですが、コロナ禍でオミクロン株が急拡大中、感染者や濃厚接触者が増える中でのトラックドライバーの不足や、一部地域での豪雨の影響によるハイウェイの寸断などにより、運送の遅延が常態化していた頃です。
ケアンズ市内のスーパーへ行けば、肉や卵、野菜などのコーナーは品薄状態。ほんとに困っていた時でした。
そんな時にIGAアサートンに行ってみたらこの肉の陳列棚です。まさしく山積み!
誰かが1つ棚から肉を取れば、すかさずおばちゃんが来てすぐ積み上げるという素早さ(笑
まさしく「地産地消」最強ですね。こういうご時世だからこそIGAアサートンの強みがより出ていると感じました。
ここでステーキ肉、ソーセージ、トウモロコシ、アスパラガス、ズッキーニ、しいたけなどキャンプで食べる食材を購入しました。
アサートン高原周辺でキャンプをする際は、ここIGAアサートンで買い出しをするのが定番になりつつありますね。
スクールポイント キャンピングエリア(School Point camping area)
さて、アサートンのIGAで買い出しを終え、キャンプ場へ向かいます。
ドライブすること約45分、今回のキャンプ地に到着しました。
ダンバラ国立公園内にあるキャンプ場の1つ、スクールポイント キャンピングエリア(School Point camping area)です。
ここは区画分けされたキャンピングエリアが全部で11サイトあり、私たちが予約したのは4番。
湖の目の前の大きなサイトで、私が思うスクールポイントのベストサイトになります。
予約状況を確認すればいつも予約済みになっているほどの人気サイト。
なかなか予約が取れる機会がなかったのですが、今回は数日前に見た時にたまたまこの4番が空いていたので、すぐに予約を取り週末キャンプを計画した次第です。
ちなみに、国立公園内にあるキャンプ場の予約方法はオンラインが容易です。
クイーンズランド州国立公園予約サービスサイトより予約が可能で、支払いも事前にオンラインで済ませられます。
我が家の雨キャンプのテントセッティング
キャンプサイトの予約が取れ、この週末キャンプの準備をしましたが、天気予報はあいにくの雨。
雨予報の時の我が家のキャンプセットアップは、3x3mのガゼボとそれに取り付けるガゼボテントを選んでいます。
車の後ろにガゼボをセットし、さらにその後ろにガゼボテントがくるようにします。ガゼボテントですが、お世辞にも良い耐水性能ではないので、タープを上に取り付けて屋根を作っています。
キャンプサイトに着いた時はまだ雨は降っていませんでしたが、今にも降りそうな状況だったのですぐにセットアップ開始。
ほんとにちょうど完成した頃に雨が降り始め、なんとか間に合ったかなという感じでした。
ドリフタストックトンのアウトドアストーブを試してみました
その後も雨は降ったり止んだり。時折強く降ることもあって、カヤックやら湖遊びは初日は控えることにしました。
今回のキャンプで新たに試したものがドリフタストックトンのアウトドアストーブです。
ストーブとありますが、ストーブとしてだけでなく、付属のグリルネットを使ってBBQグリルとしても使えます。
まずは持参した薪で火を焚き始めます。火が大きくなってくるとビックリ、空気の通り道が内側の壁を伝って穴から出てくるようで、すごい燃焼効率なんですね。
火も上の方に上がりやすく、煙も出にくく、焚き火台とはまた違って近くで温まるのに適した作りになっているんですね。
ある程度燃えて良い炭が出来始めた頃で、バーベキュー開始。野菜を焼いて肉を焼いて、いっぱい食べました。
グリルネットは波状になっており、食材がくっつきにくくなっているものですね。
ドリフタストックトンの焚き火台に付属されるグリルネットは真っ直ぐのステンレス製のネットで、こちらとはまた違います。
ネットは丸みを帯びていて、丸い方が上になるように使っていましたが(写真)、トウモロコシを焼く時にコロコロ転がって大変。。
途中から気づいて反対にし、丸みが下になるようにしたらすごく使いやすくなりました。
ドリフタストックトンのチタン製の食器も使ってみました
夜は思ったよりもそんなに雨は降らず、2日目は良い天気になりました。
ガゼボの下にセットしていたテーブルやイスも青空の下に出し、朝ご飯の準備。
今回からドリフタストックトンのチタン製の食器を使用しています。マグはシングルウォールの取っ手付きマグ。
コーヒープランジャーを使って2人分のコーヒーがちょうど作れます。
チタン製の皿もあります。超軽量。紙皿みたいな感じ。
ベイクドビーンズを温めて焼いたパンの上に乗せ、チーズをかけてガブリといきました。
カヤックがお気に入りの湖遊び
朝ご飯を食べ終えて片付けをしましたが天気が良く日も出ていたので、テントとガゼボはそのままにしてできるだけ乾かしてしまおうと決めました。
なので、午前中はカヤック遊びに。1人で行ったり、2人で行ったり、3人乗ったり。。
もう1つあったら、2人ずつ乗ってみんなで行けるのかな〜と考えたりしました。どうでしょう?
さて、昼前まで遊んで戻ってきたらテントとガゼボはほぼ乾いており、すべて片付けて、昼食も済ませてしまい、撤収しました。
帰りですが、なんとまたIGAアサートンに寄り、2週間分の肉を仕入れてから帰りました。
まとめ
ずっと行ってみたかったサイト、スクールポイントの4番がタイミングよく空いているのを見つけてしまったので、急遽計画をたてた週末キャンプでした。
ユンガブッラマーケットが開催される週末だったので、訪れることができたのも良かったですね。
IGAアサートンで肉をいっぱい仕入れられたのも助かりました。
ケアンズの夏の雨季の間は、暑いし雨多いしでなかなかキャンプへ行くことが少なかったですが、久しぶりの雨キャンプもなかなか楽しかったです。
ただガゼボのキャノピーはそろそろ買い替え時ですね。フレームはまだ丈夫なので、キャノピーだけ新しいのに替えようかな。
雨でも快適なキャンプが出来るようなセッティングを用意して、また行けるようにしたいと思います。